アラカンナースひとり暮らし

大波小波を乗り越えて、その先の景色を楽しみに。

長野旅〜その4

松本にて起床。長野3日目の朝。

ホテルは格安プランなのに朝食付きで有り難いです。

手作り感のある懐かしい感じの朝食、嬉しいなぁ。

しかも、スタッフのお母さん方が、皆さん70前後?でもお元気。

私はいくつまで働けるかなと考える。看護師として65歳が目標かな。

できれば70歳、どんな仕事でも良いから、頑張りたい。

お金もいるし、自分の毎日の楽しみとしても。

美味しい朝ごはん、ご馳走さまでした。

 

松本城目指して、出かける。

天気は曇りで、北アルプスが見えないのは残念だけど、風が気持ちよく、空気が美味しい。

私の住む岐阜県も、山が多いけれど、長野の空気は、緑の成分が濃い気がする。

思い込みかな。

 

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国宝松本城、かっこいいです。

お城の中も、独特の雰囲気。

急な階段に、ヒヤヒヤしながらも、姿勢良く歩きたくなるのは何ででしょう。

昔見た時代劇の、矢絣の侍女的な気分か(笑)

周りの山が見えたら、もっと素敵だったろうなと、少し残念。

でもそれも、いつかまた来なさいよ、との神様のご配慮かなと、思う事にしましょう。

お城は良いですね。

 

街中を散策。

松本市美術館は、何と休館日で行けず残念!(月曜日あるある)

長野旅も今日までなので、気を取り直して、何か名物を食べたい。

松本は「山賊焼き」なる鶏もも肉の唐揚げが有名との事。

松本駅内の松本からあげセンターに入る。

山賊焼きを、迷わず注文した。

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運ばれて来て、その大きさに焦る。

ハーフサイズにすれば良かったかな。このセットは通常サイズで1309円(税込)

味はめちゃ美味しい。パリパリと揚がっていて、にんにく醤油風味なのか、味が付いてて。

唐揚げでは無くて、鶏ももを平たく伸ばして、下味してから、カリカリに揚げた感じ。

癖になりそう。

でも、最後まで食べられず…。

お店のお姉さんに、持ち帰りの袋をいただき、自分のお土産にしたのでした。

 

松本に感謝して、岐阜へ出発。

ゆっくり運転し、途中でお焼きなども食べながら、4時間近くかかり帰宅。

3日間の長野一人旅は終了です。

誰かと喋る事は、ほとんど無かったけれど、何だかほっこり幸せ気分。

 

心配していた植木鉢の花達は、雨天が味方してくれて、皆元気でした。良かった。

紫陽花も綺麗に咲いて、待っていてくれました。
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またお出かけできますように。

明日からも仕事頑張ろう。

 

長野旅〜その3

戸隠神社奥社近くの駐車場に、車を停めて歩き出そうと

しましたが、お腹が空いて元気が出そうに無い(笑)

奥社の茶屋、と言う入り口近くのお店に入り、お蕎麦を頂いた。

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お蕎麦の味が濃い、ツルツル、蕎麦湯も美味しくて幸せ。この満足感で900円。

元気を補給させていただき、出発する。

 

奥社までの道のりは2キロ位、歩き始めから雨は小降りになってくれた。

あまりに気持ち良く、ひとりニコニコ顔で歩いている。

怪しい人だと思われないよう、人とすれ違う時は真顔に戻す。

そんな自分に、また笑える。

しばらく行くと、赤い門が…随神門! カッコ良くてため息です。

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この先は、まさに異世界でした。大きな杉並木が続いています。

神様の領域を守る門番のよう。大きな衝立で守っているかのようです。

圧倒的な存在感に、背筋が伸びます。

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息が上がりますが、静かに山道を登っていきます。

ところで、この奥社の様に、車で行けない場所と言うのは

日本で、どの位残っているのでしょうか。

この奥社までの参道は、自然がそのままで、昔から変わらない世界

の様に感じます。

素敵な姿のまま、これからもずっとここに在り続けていただきたいです。

 

「九頭龍社」「奥社」に到着。

険しい戸隠山は雲の中で見えず、でしたが。

感謝の気持ちを込めて、お参りさせて頂きました。

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帰り道では、色々な花が目に入り、花が好きな母と来たかったなぁと、寂しさが。

花好きな母は、山育ちで。いつも山へドライブに行きたがりました。

小さな花や森に感動して「山はええなぁ」と言うのが口ぐせ。

今は病院のベッドで、自然を感じる事が出来ない毎日です。

今度の面会にも、また花を持って行こう。

 

駐車場に戻り、うずら家さんに行こうと中社に向かう。

途中、鏡池への案内が目に入り向かう事にした。

雨と霧で戸隠山は見えなくて残念でしたが。

いつかまた来ようと、思わせてもらったなぁと。

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中社駐車場から、うずら家さんへ。すぐに通していただけた。

店内の雰囲気も良く、店員さんが皆さん穏やかで親切。もちろんお蕎麦も美味しい。

今回の旅行で、3回目のお蕎麦。でも外れなく美味しい。さすが長野県。

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天ざる蕎麦、1830円。美味しかった。今度はそばがきも食べたいなぁ。

戸隠に感謝を致しながら、今日泊まる松本市へ向かいます。

しかし、長野は食べ物が美味しすぎる。

旅行後はダイエット決定です。

 

 

 

長野旅〜その2

長野市の小さなビジネスホテルにて起床。

今日は朝から雨で、観光日和では無いですが

でも良いのです。

念願の戸隠神社を巡る事が出来るのです。

 

ラカンの年齢になってくると、「元気なうちに行きたい場所」と言うのが、いくつも上がってきます。

四国(行った事がない)、立山黒部アルペンルート富良野釧路湿原など。

戸隠神社は、その中の一つでした。

 

長野市から戸隠バードラインへ。急勾配に焦りながらも、愛車を鼓舞する。

最初に着いたのは「宝光社」

遠くからでも神聖な雰囲気が感じられる。

ここからは観光気分では駄目だと反省。

古くから修験道の山なので、お参りと言っても真剣さが大事な気がする。

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鳥居より先は、神聖な雰囲気すぎて写真も憚られる感じで撮れず、少し残念な気持ちも。

でも、こちらの狛犬様は、とても素敵でした!

 

雨のせいか、空気も澄んで緑も濃い。

本当に、緑の空気と言う感じ。

長い急な石段を、滑らないように登る。

そこは、神様に近い場所と言う感じでした。

今日ここまで来れた事、今現在生かされている事に感謝を申し上げ、次のお社へ。

戸隠神社は5社あるのです。

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「火之御子社」は、駐車場が少なく満車で、残念ながら次のお社「中社」へ。

 

こちらは駐車場も広く、すぐに停められました。

大きな御神木が何本もあり、圧倒されます。

ラカンなどと自虐する事など許されませんね。何百年もここで生きてこられた大先輩に、叱られます。

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本殿の傍に小さな滝もあり、境内には天然のミストが溢れています。

深呼吸するたびに肺が綺麗になっていく気がする。

 

鳥居前にはお蕎麦屋さんが何軒もありますが

以前から行きたかった「うずら家」さんへ。

しかし、なんと2時間待ちとの事。

今日の営業時間内であれば、案内していただけるとの事で、名前を書き次のお社へ。

「奥社」「九頭龍社」に向かいます。

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雨の戸隠は霧に煙って、本当素敵です。

生きてて良かったなぁ、の瞬間。

 

 

 

長野旅〜その1

ユーミン長野市でのコンサートチケットが取れたので、張り切って出かけた。

何年ぶりのコンサートかな。

長距離運転は緊張したけれど、久しぶりの旅行で、ワクワクする。

やたら早くなる心拍と手汗に焦りながらも、

何とか長野県へ入る。

 

1人旅の良いところは、好きなように動けるところ。

コンサートまでは、まだ時間に余裕があるので

進路を変えて寄り道する事にした。

前から行きたかった所、茅野市の御射鹿池にナビを設定する。

途中の道は、本当に緑が濃くて、鳥や虫の声で森が賑やか。

自然のエリアに、こちらがお邪魔している感覚になる。

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途中、八ヶ岳のカッコ良さに見とれながら到着。

そこは何と、道路沿いの人工池で、少し拍子抜けしたけれど。

でも、静かで独特の空気感でした。

修正無しのiPhoneの写真ですが綺麗ですよね。

そこにいる誰もが、話をするのも憚られるような空気です。

神秘的な場所を静かに楽しみたい想いが共有されて

観光客同士が不思議な一体感でした。

風が止み、東山魁夷がモチーフにした絵の世界、そのもの。

行って良かったです。

 

その後、再び長野市を目指して移動。

ユーミンコンサートへ。

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平均ファン層が、50歳代に上がってますね。

私も含めて皆さん、気持ちは若いままだと思いますが(笑)

風貌とハートのミスマッチ感が半端なくて、何故かにやけてしまいます。

年を取ったのは私だけじゃないなぁと、久しぶりの同窓会気分のコンサート。

 

懐かしい曲には、泣けました。

色々あったなぁと、しみじみ思い出されます。

どの人も、きっとそうでしょう。

隣のマダムも、鼻をすすっておられました。

前の席のカップルは、おそらく60代。

痛そうに腰をさすりながらも、ノリノリで踊ってる。

でもすぐに疲れて?座ってしまう(笑)

みんな若い頃とは違って来たけれど、でも楽しいコンサートでした。

 

ユーミンありがとう。

 

 

 

 

一人分の食事作り

一人で生活するようになって、一年以上になります。

田舎での一軒家一人暮らし。

寂しくて、心細い。近所のお付き合いも、気苦労が多い。

色々詮索もされるし疲れますね。仕方がないか。

でも、気楽な面ももちろん多くて。

夜、ずっとアマプラで映画を観ていても問題ないし。

朝も、ゆっくり起床。自分だけの、のんびりとした時間。

以前は、母として妻としての自分を優先した生活だったから

いつまでもパジャマで過ごすなんて、あり得なかった。

今は、急いで食事の準備をしなくても良いし。

面倒なら、バナナとコーヒーでも済んでしまう。

孤独と自由は裏返し、と言うかお隣同士。

良いことも苦手なこともあるのは、今までもそうだったし。

一緒ですよね。

 

でも、体調を考えて食事作りは、頑張ろう。

今日は、自分のために、和風スパゲッティを作りました。

中学校の頃から、定期的に作っているレシピ。

レシピ、というよりも、色々乗せてあえるだけの物で。

茹でたスパゲッティの上に、大根おろし、ツナ、青じそ、焼きのりを乗せて

醤油かポン酢をかけて、あえながら食べるのです。柚子胡椒を少し使うのも良いです。

あっさりとして、飽きない味で

子供たちも大好きだった味。

 

家族のために作ってきた食事を、自分一人のために一人分で作る。

栄養を考えて、健康のために食事を摂る。

子供たちに心配かけないように。

自分で自分の肩を、ポンポンと叩きながら。

ぼちぼち行こう。

行けばわかるさ。

 

 

岐阜市民のソウルフード

先日、メディアコスモスに本の返却へ行ったあと

近くにあるお蕎麦屋さんに寄りました。

お昼時なのもあり「更科」さんには既に行列が。

でも大丈夫、ここは回転が速い。

おそらく、お客さんの8割から9割は、冷やしたぬき蕎麦を注文。

お店側もそれを分かっているので、次々に蕎麦をゆでて提供する感じです。

皆さん、隣の人と肩が触れそうになりながら、一気に蕎麦をすすり。

食べ終わると、次のお客さんのために、早々と席を立つ。

まるで、駅のホームにある立ち食い蕎麦のように、回転が速いのです。

私も、冷やしたぬき蕎麦を注文。大好きな揚げは二枚増しで。

毎回、これしか頼んだことがないです。しかも、冬でも冷やしたぬき蕎麦…。(笑)

 

濃い目のかつおだしと、つるつるの蕎麦、甘いお揚げ、少しずつワサビを付けながら

食べるのが最高です。そば湯も頂いて、体が癒されますね。

この満足感で740円。ありがたやありがたや。

最近は、すっかり岐阜市民のソウルフードとして定着してきました。

他にも、冷やしたぬきのお店が増え、食べ比べもしたいのですが、やっぱり

ここに来てしまう。

昼休みのサラリーマンに混じり、15分ほどで食べ終えたおばさんなのでした。

 

若かりし頃、岐阜市内の総合病院で働いていました。

その頃は、3交代制だったので、準夜勤といえば、怖い先輩と二人で

16時から夜中の0時過ぎまで、病棟勤務。

急変や急患があれば、夕食もままならない状況でした。

夕食は出前を取ることも多かったのですが、先輩のお気に入りが、この更科の

冷やしたぬき蕎麦だったのです。

美味しいからという理由以上に、「急に忙しくなっても、麺が伸びないから大丈夫」

という理由に納得でした。

バタバタの仕事を終えて、夜中にやっと、先輩と食べた冷やしたぬきは

本当に美味しかったなぁと、今でも懐かしく思い出されます。

あの頃から30年以上経っていますが、味が変わらないのもソウルフードと言われる

所以でしょうね。

思い出と結びついている味は、変わって欲しくないですし

食べることで、リアルにその頃を思い出せる小さな魔法みたいな物ですもんね。

いつまでも、この場所で、この味でいてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 





増えすぎる植木鉢問題

もともと、花や観葉植物が大好きでしたが、一人になってその数が増え続けています。

改めて数えてみると、室内だけで大小合わせて68鉢。

屋外では、50鉢くらい。これから暑くなると、水の管理が大変ですが。

岐阜県は今日から梅雨入り。水やり問題は少し先送りとなりました。

かえって蒸れに注意な季節ですね。

先日も園芸店巡りをして、紫陽花を買ってしまいました(左中段のピンクを購入)

置き場所にも困るのに、衝動買いです。

若い頃は、洋服や化粧品の衝動買いが多かったけれど、最近は観葉植物やお花ばかり。

毎月の生活費の中で、ささやかなお買い物。

ひとりの部屋に、花やグリーンがあることでホッとしたいと言う病気ですね。

私を励ましてくれるように感じる、仲間を増やしたいような感覚。

母もお花が好きな人ですから、似たのでしょうね。

大きな観葉植物や、花に囲まれて、のんびり読書できる部屋が理想ではありますが

増えすぎ問題もあり。

来月、二泊三日の旅行を計画中ですが、暑くなければ良いけれどと、すでに心配になります。

屋外の花たちは、毎日の水やりが欠かせないので、旅行中は梅雨空であって欲しいと、

花のためには思ってしまいます。

園芸店の上を、かっこいい飛行機?戦闘機?が飛んでいきました。

ここは、自衛隊基地が近いので、いろんな飛行機が見られるのです。

それも楽しみの一つ。嬉しいです。

写真では分かりにくいのですが、パイロットの人が、確認できるくらい近いんです。

ほんと、かっこいいです。

この歳になっても、ワクワクする気持ちは変わりませんね。

この先、しわしわのお婆ちゃんになっても、いろんな事にワクワクできる心持ちで

いられますように。

楽しみを見つけながらの一人暮らし、頑張ろう。